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塗装工事をお考えの貴方に

今日は、塗装工事を考えている貴方に塗装営業代行をしている私が失敗しないためのコツやおススメ塗料について話していきたいと思います。

 

・業者選びについて

まず大前提として飛び込みの営業マンとは契約しないようにしてください。

建築系の営業スタイルは主に2つで、飛び込み営業と反響営業です。

飛び込み営業とは外観で築10年以上経過していて尚、塗装工事をまだ行っていないお宅に体当たり方式で営業をかけるスタイルです。

反響営業とはチラシを打ったり、CMを流したり口コミなどでお客様から依頼がくるのを待ち依頼がきたら見積りに伺うスタイルです。

前者は、もちろん全てが悪い業者だとは言いませんが、例え良い業者でも反響営業を行っている業者と同等レベルだと思います。なので飛び込みの営業マンと契約するのはリスクでしかありません。

飛び込みの営業マンに「屋根などの診断を無料でしますので如何ですか?」などと言われても屋根に上がらせてはいけません。

瓦などを破壊しお客様に「瓦割れてますよ、修理が必要です」などと悪質な営業をした事例が何件もあります。

後に説明しますが、今はドローンが普及しています。そこにお金をかけない業者は正直良い業者とは言えません。

 

そして塗装工事の業者選びで難しいところは反響営業スタイルの業者でも悪質な施工をされたり高額な見積りを出される場合があるところです。

もう疑心暗鬼ですよね、訳が分からなくなってきますよね(笑)

ネガティブなことばかり言っていては業者選びが益々出来なくなってしまうのでここからはどういう業者を選べばいいのか、見積り書のどこを見ればいいのかについて書いていきます。

塗装工事を考えている場合、最低でも3社は見積りを取りましょう。そして業者に相見積りを取っていることを伝えましょう。できる限りの値引きと見積書が適切であるか十分に確認してから提出してくるはずです。

・ホームページがある

基本です、反響営業を行うのにホームページは必須といえます。これが無い業者はきっぱり切りましょう。

・他業者の悪口ばかり言う営業マン

以前も別の記事で記載しましたが、これは自分の売っている商品に自信がないことの現れです。大きなマイナス点になります。

・広告を打っていたり、CMなどを放映している

反響営業の基本になります、広告費などある程度のリスクを負っているため他社とそれなりに競合ができるという自信の表れです。

・地域密着型か広範囲展開か

前者は限られた地域でしか施工をしていない為、口コミや評判をとても気にしなければなりません。そのため安易に手抜き工事をしたり、ふざけた見積書は提出できないのです。後者は各地域に営業所があるか確認しましょう。しっかりと営業所の数があれば前者と同様であまり変なことは出来ないでしょう。

・外壁・屋根などの診断にドローンを使用している

近年ではドローンが普及し梯子などで屋根に上がらなくても診断が行えるようになりました。お客様にもその場で確認してもらえますし、わざと壊したりすることも出来ないため安心感を持ってもらえます。私個人の意見ですが、ここに経費を使わない業者は正直お客様のことを一番に考えているのかと疑問を持ちます。

・見積り内容は適切か

3社見積りを取った場合、外壁や付帯部の数量が著しく違っている業者がいればあまり信用できません。図面を渡した場合は同じくらいの数量になるはずです。

また、同じような材料で単価が1社だけ高い場合も信用に値しません。極端な値引きも同じです。見積書は端から端まで見て、わからないところがあれば全て営業マンに質問しましょう。

納得のいく答えが返ってこなければそこはきっぱり切りましょう。

 

消去法や減点方式で選ぶようにしましょう。あと、工事を行った近隣さんの口コミも重要です。

以上書きだしたらキリがないですが、大事なことを抜粋してみました。

 

・塗料選びについて

さて、ようやく塗料選びについてです(笑)

ここまで書いておいて投げ出すようで申し訳ないのですが...

ご自宅の外壁材質や下地、劣化状況によります!!!!!!!!!(笑)

なので一概にはどれがいいとは言えません。そこは業者の判断にゆだねてください。

ウレタン・シリコン・フッ素・遮熱・無機塗料などがありますが今主流なのはシリコンと無機塗料ですかね。サイディングなどへの塗装でしたら個人的には無機塗料をお勧めします!ですがメーカーも塗料も種類はたくさんあるので業者に勧められた塗料を自分で調べてみることが大切になってきます。

 

長々とたくさん書いてしまいましたが要は急いで調べもせずに塗装工事を決めてしまうのは避けてください。約70万~120万のお金を無駄にしないようよく調べてよく選び抜いて全てに納得いく工事が見つかれば契約するようにしましょう。

では、今後も良いマイホーム生活が送れますように祈っております。